実家の押し入れの奥に眠っている、段ボール数箱に詰め込まれた大量の分厚い家族アルバム。片付けをしている手が一番止まってしまう瞬間です。

「捨てたら親不孝みたいで気が引ける。でも今の自分の家に持っていくスペースもない…」
そんなジレンマに陥る「大量の写真やアルバム」を、後悔なく整理する3つのアプローチをご紹介します。

方法1:業者に頼んで「全部データ化(DVD化・USB化)」する

最もおすすめなのが、専門の代行業者にアルバムごと段ボールで送り、すべてスキャンしてデータ化してもらう方法です(「節目写真館」やカメラのキタムラなどが有名です)。

費用は数万円かかりますが、「一切捨てることなく、手元に100%残せる(しかもスマホやタブレットでいつでも見られるようになる)」という最高のメリットがあります。データ化が終わった現物のアルバムは、業者が責任を持ってお焚き上げ処分してくれます。

方法2:「厳選した数十枚だけ」を抜き出して残りは捨てる

費用をかけたくない場合は、残すというハードルを極端に上げましょう。
「自分がピンとくる決定的な写真」「親が一番輝いていたワンショット」「家族全員が写っているもの」だけを、アルバムから丁寧にペリペリと剥がし、新しい小さな「ベストアルバム」を1冊だけ作ります。風景だけの写真や、名前も知らない親戚のおじさんの写真は思い切ってシュレッダーにかけましょう。

方法3:一旦「トランクルーム」に預けて時間を置く

どうしてもその場で「捨てるか、大金を払ってデータ化するか」を選べない時は、無理に決断せず「一旦避難させる」のが人間の心理として正解です。

サマリーポケットなどの月額数百円の宅配トランクルームに段ボールごと送り、実家から物理的に追い出します。「実家を空っぽにする(売却する)」という最大の目的を達成した後、自分の生活が落ち着いてからゆっくりどうするか考えれば良いのです。

写真を見始めると片付けは終わらない
実家片付けの鉄則ですが、「写真は一番最後に片付ける」ようにしてください。最初からアルバムを開いてしまうと、思い出話に花が咲き、丸一日経っても段ボール1箱も片付かないという罠にハマります。